金型マスター認定制度

社団法人日本金型工業会
金型マスター認定制度

スペシャリストをゼネラリストに育てる

世界で戦う実力を見せる化

金型は、お客様とともに作り上げるものです。しかも、一度納めればそれで終わりではなく、納めた後も長年に渡り使い続けていただく商品です。だからこそ、金型を生み出す過程、使い続ける過程でこそ手厚いアフターケアを誇る「日本の金型メーカー」の真価が発揮されるのです。JaDMA(日本金型工業会)の金型マスター認定制度は、その日本ブランドを守り高めるために設けられました。金型製作に優れた技能・技術を持つとともに、正しい知見と製造現場を統率できるリーダーシップを有する人材をマスターとして認定。選定基準のひとつとして国際的に確立させることで、世界で戦う日本の金型メーカーの真価をよりわかりやすい形で見せる化をする。

金型マスターが目指すもの

日本の金型メーカーの高品質なものづくりを見せる化

金型マスター認定制度は、マスターの認定を通して、高品質な金型をつくるメーカーを見せる化を図ります。認定制度を導入することにより他国との技術力の差別化をはかります。認定制度の有効性をお客様に認めていただき、お客様を通じて世界のデファクトスタンダードを作ります。

金型業界の次世代リーダー像を明確に

個人が優れた技能・技術をもつだけではなく、リーダーシップを発揮して生産現場を統率し、成果を生み出す力をもつ人材を育成します。金型業界の次世代リーダーが備えるべき技能、マネジメント能力の水準が明確化されて、金型業界における人づくりの指針とします。認定された金型マスターは、社内の職能評価に反映され、現場の若手技能者・技術者の目標とすることができます。

金型マスター認定までの流れ

  • 金型アカデミー受講推薦
  • 金型アカデミー受講認定
  • セミナー受講
  • 合格発表
  • 認定証授与

所属企業の推薦により候補者が決定。所定の申請書類を郵送またはホームページにて入手し、記入後、推薦書類を添付して日本金型工業会に送付してください。金型アカデミー受講認定者は日本金型工業会本部にて開催される金型アカデミーを受講終了後、認定者の発表となり、認定証の授与がなされます。

次期 金型マスター募集について

第3期 金型マスター募集に関しては、現在担当委員会にて募集時期・方法を検討中です。
詳細が決まり次第、一般社団法人日本金型工業会 正会員様宛にメールなどでお知らせしますので、募集開始までしばらくお待ちください。

金型アカデミー受講推薦基準

以下の(1)(2)(3)を満たしている者をご推薦ください。

  • 今後も日本国内で金型づくりを目指す御社の金型づくりを継承しており、かつ後進に伝える能力・意欲のある者。あるいは期待できる者。
  • 金型製造業の経験が10年以上の者で御社の金型づくりを基準として金型製造業者としての能力が工場長・工場長と同等・工場長に準ずる能力を持っている。あるいは経営者としての後継者・候補者が対象となります。
  • 推薦時に日本金型工業会正会員企業に属している。

金型マスター紹介

金型工業会が発行する機関紙に掲載された「わが社の金型マスター」連載記事を御覧いただけます。

わが社の金型マスター 連載

日刊工業新聞 掲載記事

活動内容

今後のスケジュール

2023年3月中旬頃
金型アカデミー開催(ZOOMミーティング)
テーマ:インターモールドパネルディスカッションについて
2023年4月11日(火)
金型アカデミー工場見学会
株式会社狭山金型製作所様:プラスチック型
テラダイ株式会社様:ダイカスト成型
2023年4月12日(水)
インターモールド(東京ビッグサイト)
AM:展示会会場見学
PM:パネルディスカッション開催
2023年6月21日 ~ 23日
金型アカデミー工場見学会開催(中部地区)
インターモールド展示会見学
パネルディスカッション開催 予定

お問合せはこちら

一般社団法人日本金型工業会  担当:川田
〒113-0034 東京都文京区湯島2-33-12 
金型年金会館  
Tel:03-5816-5911 Fax:03-5816-5913

arrow_upward